昨日、2月27日、2016年の…
すぐに写真印刷できるスマホケース「PRYNT」
今日はスマホで写真をとってすぐにその場で手軽にプリントアウトできるスマホケースの話です。
最近はスマホの普及で誰もが気軽に写真を撮る時代になりました。
昔は35mmフィルムを買ってきてカメラに入れて、24枚撮りなり36枚撮りなりそのフィルムの枚数分撮影したあと、カメラ屋さんに行って現像してもらって初めて写真として見ることができました。
いまはスマホで撮ったらすぐに撮影した写真を見れますが、逆に写真として現像(プリントアウト)することも少なくなったのではないでしょうか。
大宅印刷では印刷業をしていることもあって、紙を大事にしています。
スマホで手軽に撮影できることは嬉しいことですが、やはり現像して紙として手にすることができる形で写真を楽しむことは、単に画面で楽しむことにはない良さがあると今でも考えています。
ですので、これまでほとんどプリントアウトしたことがないという方がいらっしゃったら、一度プリント(フィルム時代でいう現像)に出してみてはいかがでしょうか。なかなか良いものですよ。有田にもたくさんの素晴らしい写真屋さんがあります。^^
さて、本題ですが、今回紹介するスマホケースは、PRYNTというものです。
上の映像をご覧いただいた方の中で「チェキ」とか「ポラロイドカメラ」とかをお好きな方は、おお!っとなったかもしれません。
スマホをケースに差し込むことで、インスタントカメラができあがるというわけです。
スマホケース兼プリンターというか、プリンター兼スマホケースといった製品です。
今のところ、iPhone は、5/5s/5c/6、GalaxyはS4とS5 の全部で6機種のスマホが対応しています。iPhone 6s や iPhone 6 Plus が対応していないのは残念ですが、おそらく近々対応するでしょう。
このケースに入れて専用のアプリで撮影したら、すぐに写真としてプリントアウトされるのですが、これのおもしろいところはもう一つあって、AR(拡張現実)も組み合わせているという点です。
専用アプリで撮影する際に、数秒間の動画が一緒に撮影されクラウド側にアップロードされます。そしてケースからプリントアウトする時に写真にARマーカーも同時にプリントアウトされます。ケースから印刷されて出てきた写真を専用アプリを通して映すと、撮影時にクラウドにアップロードされた動画と連携してまるでその写真が動いているかのような動画が再生されるというものです。
AR(拡張現実)は、セカイカメラなどが出てきた際に話題になりましたが、今やかなりオワコンなイメージがあります。
やはり現実を拡張する際に、スマホなどのようなデバイスを介さないといけないという面倒くささが、それをしてでも利便性があるのでするということに今の所なっていないといことが、爆発的に普及しない理由の一つではないかと思うのですが、今年はFacebookが買収したOculus Riftや、ソニーのPlay Station VR や、Samsung Gear VR など、VR(仮想現実)ヘッドセット界隈が非常に活況になるので、VRヘッドセットとARは非常に関わりが深いことからも、ARもまた注目されてくる可能性もあります。
が、VRヘッドセットも結局は今の所ヘッドセットをしないといけないという敷居の高さがあるので、使うシチュエーションも限定的でしょうし、ARのときと同様、「わざわざ何かをしないとその恩恵を享受できない」という問題をクリアし、生活の中に溶け込めるレベルのイノベーションがないとどこまで普及するかは未知数なのではと思います。
というわけで、印刷(プリントアウト)して写真を楽しむスマホケースの話からAR、VRの話にまでなってしまいましたが、今日も有田、伊万里、波佐見、武雄、佐世保で印刷をご所望のお客様のためにがんばります!